半商生き物観察記#36 7/7 カマキリ

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今回も虫注意!

今回はカマキリの幼体です。カマキリと一口に言っても国内には7種類ほどのカマキリが生息しています。今回見つけたカマキリはまだ小さいためどの種類か判別ができません・・・たぶんオオカマキリだと思うけど

カマキリの子どもです。幼体時代は体が小さく軽いためとても素早い動きです。
成体になると動きは遅くなりますがとても凶暴で攻撃が得意です。
横から見た姿。昆虫のはらに当たる部分にまだ羽が生えておらず幼体であることの証明になります。(成体は羽が生えていて飛べる。)

鎌というと草を刈り取る器具のイメージがありますがカマキリのカマは刈ることに使うのではなくカマに生えたトゲで獲物を確実に捕らえるために利用します。成体のカマキリは戦闘も上手で捕まえようと軽い気持ちで手を出すとカマで挟まれ、噛みつかれます。結構痛いです。

カマがよく見える様子も撮影できました。幼体なのでこんな風に撮影できますが成体だともっと大変。たぶん痛い思いしながら撮影すると思います。

カマキリは肉食の大型昆虫であり以前に紹介したギンヤンマでさえも食べてしまう昆虫界の頂点に立っています。たいていの昆虫もカマキリ戦うと勝てません。(カブトムシ、クワガタムシ等には勝てませんがカブトムシたちが肉食昆虫でないため自然界では戦いません。)しかし昆虫界で最強な いきものたちは大型なため今度は鳥などに狙われやすくなります。

このように畑を作ったことで弱肉強食の食物連鎖がひとつ出来上がり観察しがいがあります。

たまには足を止めて自然を観察してみては?