【知多半島2日目】昆虫採集へ!!【画像あり】

はい!今回は昆虫採集2日目の成果を発表します!!2日目は快晴だったこともあり湿度が低く、1日目と比べて外に出ている昆虫もたくさんいました!モザイク処理などはしていないので虫が苦手な人は気を付けてくださいね。

まずは木の至る所にいる昆虫を紹介します。それはコイツです。

大半の木にいます。

ぱっと見はクワガタのメスかな?と思いますが、少し違います。

これはゴミムシダマシ科「キマワリ」です。滑らかな曲線を描く羽の形を見ると夜行性の「クロツヤキマワリ」かもしれません。(「キマワリ」は昼夜、「クロツヤキマワリ」は夜行らしいです。)

この「キマワリ」は朽木などを食べるので、他の昆虫よりも見ることが多いです。少し気持ち悪く感じる人もいるかもしれませんね。

そして林へと向かう歩道を歩いていると大きなキリギリスもいました!

写真だとわかりづらいですが、30㎜くらいあります!

これは正確に言うとキリギリス科「ヤブキリ」です。「キリギリス」との判別は、今回の写真の場合、卵管ががピンと伸びていること。(このヤブキリは♀です。キリギリスは曲がっています。)そして後ろ脚の第1関節( 後肢腿節 )が羽よりも短いということで見分けられます。よくわからないという人は自分でキリギリスを探してみてね!

ちなみにキリギリスは雑食でコオロギなども捕食しますが、種類によっては肉食しない種もいるそうです。その分別は足にトゲトゲがあるかないかで見分けられるそうですよ!この写真では見づらいですが、「ヤブキリ」はトゲトゲがあります!

そして私たちと同様に樹液に近寄る虫を取りに来る奴も来ています。それは…

「百足」(むかで)ですね~。捕まえているムカデは「トビズムカデ(オオムカデ)」です。今回のは約15cmくらいですね。毒があるので噛まれると腫れあがるので触らないようにしましょう。ちなみに節足動物は後ろ歩きすることができません。Uターンしかできない生き物なんです!たくさんの足をコントロールしている割に不器用ですね!

写真だとなんだかわかりませんね

そしてこれは「ニホンヤモリ」です。夜に小さい虫を食べに出てきたんでしょうか…このヤモリは爬虫類大好き先生がクワガタよりも大切に家に持って帰りました^^

そしていよいよスポットにたどり着きました

どうだったでしょうか…

上手な写真を撮れるように頑張ります。

樹液にさまざまな虫が集まっていますね、そしてノコギリクワガタもいました!オスですね!そして隅にいるのはカナブンです。学校や畑などにいるのは、害虫として知られているコガネムシで、樹液を吸っている少し光沢のある緑色のやつが「カナブン」です!間違えないように!!金色斑点があるのは「ハナムグリ」なのでこれも「カナブン」ではありません。

話しがそれましたが、今回は、クワガタを大量に捕まえることができました!!

地元でもこんなにたくさん捕まえたことはありません。

みてください!!!この量!そして良型なノコギリクワガタ(♂)を!!見事な顎を!ノコギリクワガタはサイズが大きくなると水牛のようなかっこいい顎をもつ凛々しい姿になります。それ以外にもコクワガタもたくさんいます。

また次に昆虫採集の記事を書くときは、コクワガタとヒラタクワガタの違いについて説明しようと思います。お楽しみに!

たくさん捕まえたので、型の良いノコギリクワガタ以外はリリースです。

さいごには、飼いきれないクワガタたちをリリースして帰宅しました。また来年も楽しめるようにみなさんも採りすぎないようにしましょうね!